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滞在可能都市数

滞在都市数についても、いろいろな制限があります。
主に、次の3点です。

(1) 最少滞在都市数
(2) 最大滞在都市数
(3) 同一都市滞在回数

3つの世界一周航空券について、表にまとめてみました。

最少滞在
都市数
最大滞在
都市数
同一都市
滞在回数
スターアライアンス2都市15都市1回のみ
ワンワールド・エクスプローラー2都市制限なし制限なし
グローバル・エクスプローラー2都市制限なし制限なし

スターアライアンス世界一周航空券は、同一都市での滞在は、1回のみです。
よって、滞在可能都市数は、2〜15都市になります。

ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券は、最大滞在都市数に制限がなく、いくらでも滞在できるように思えますが、別の項目で制限があります。
それが、フライト区間数の制限です。
フライト区間数の制限により、実際には各大陸での最大滞在都市数も制限されてきます。

全旅程アジアヨーロッパアフリカ北米南米オセアニア
16区間4区間4区間4区間6区間4区間4区間

フライトの区間は、経由する場合でも1区間とカウントされます。
東京 → 香港(経由)→ バンコク(滞在)の場合は、2区間と数えます。

直行便がないと、経由しての2区間となります。
直行便は多くないので、1大陸で滞在可能な都市数は、およそ2〜3都市となります。

それでは、どういう場合が「滞在」なのでしょうか。
これら3つの世界一周航空券では、24時間以上いることを「滞在」(途中降機と言います)としています。
24時間未満の場合は、「経由」になります。

24時間未満の都市は、入国したり、宿泊したりしたとしても、「経由」扱いになります。
途中降機の回数に注意が必要です。

例えば、ロンドンとニューヨークの2都市のみを訪れるのに、スターアライアンス世界一周航空券を使用しようとする場合、1都市の滞在が24時間未満であれば、それは「経由」扱いになります。
滞在回数(途中降機回数)が1回だけになってしまうと、最少滞在都市数の制限をクリアできなくなってしまいます。
短期間の旅行の際には、要注意です。

POINT
最少滞在都市数、最大滞在都市数や同一都市滞在回数に制限があります。

★ワンワールド・エクスプローラーでは、滞在回数でなく、フライト区間数で制限をかけています。