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世界一周航空券の体験談

ワンワールド(エコノミークラス)4大陸/有井様




旅のルート

【成田】-【ダラス】-【カンクン】-【マイアミ】-【モンテゴベイ】-【ニューヨーク】-【リマ】-【サンティアゴ】-【ブエノスアイレス】-【サンパウロ】-【マドリード】-【カサブランカ】-【ロンドン】-【テルアビブ】//【カイロ】-【バルセロナ】-【ヘルシンキ】//【ローマ】-(香港)-【コロンボ】-【バンコク】-(香港)-【成田】
※//別途航空券購入



無事に、帰国することができました。
2月16日に出発するということをだけを決めて、知りたかった南米とイスラエルを中心に、11月頃から何度もメールでやりとりさせていただいたこと10回を超えたと思います。いずれも、迅速かつ誠実に対応していただきました。おかげで、「ワンワールド航空券」を最大限にいかすことが出来ました。
そして、この旅を自分の納得することができました。

中南米の周遊は、やはり、ワンワールド航空券が、一番充実しています。ペルーのメインは、やはり、クスコとマチュピチュです。自分の場合は、リマに早朝に着いたので、リマークスコ間のチケットは、そこで、、買いました。安いディスカウント・チケットは、満席で買えませんでしたが、旅行会社というか、リマの空港には、沢山呼び込みをしています。いい人もいるし、悪い人もいるようですが、自分は、いい人にあたり、キャンセル待ちを進めてくれました。おすすめは、しませんが、自分は、手に入れることができました。64ドルでした。

クスコに着いた日は、水かけ祭りでした。子供たちに追っかけられて、やはり、高山病になってしまいました。ペルーの標高は、3000メートル以上です。たいていの人がかかります。ついた日は、お酒を飲まず、部屋で安静にしていた方がいいと思います。それでも、心臓がばくばくいうのが聞こえるくらいです。私は、コカ茶とアメをなめて、すぐに良くなりました。2日くらいで良くなるそうです。でも、マチュピチュは、日本人が多いのには、驚きました。

サンパウローリオ・デジャネイロ間は、国内線のチケットを買いました。治安が一番心配だったのは、ブラジルですが、まったく、そういうことは、ありませんでした。まあ、観光地にしか行かなかったので、参考になるかは、わかりませんが、でも、サンパウロのリベルダージという日本人街には、機会があれば行ってください。100万人も日系人がいるというブラジルの実態を実感すると思います。

いよいよイスラエルです。私が行った時は、イスラエルが徹底的にガザ地区で報復の攻撃をしていた真っ最中でしたので、行こうかどうか心配でしたが、結局行きました。入国するのには、何度も荷物チェックがありました。別室に案内されて、何度も行われました。一時間くらいは、かかりました。

私の行ったときが、どうも、「過越しの祭り」のようで、ほとんどの交通機関が止まっていました。それでも、なんとか、エルサレムに着きました。しかし、ゴーストタウンでした。ひっくりしました。みんなテロで、逃げてしまったかと思いました。200件あるお店のうち一軒くらいしかやっていませんでした。文字通り、ゴーストタウンでした。しかし、旧市街のイスラム地区に行くと、普通に、にぎわっていました。そこで、そのお祭りのことを知ったのですが、ユダヤ人は、公的な休みをすごく、尊重いたします。ですから、イスラエルに行く人は、よく休みを確認するといいでしょう。

イスラエルをはじめ、中東の人々は、日本人に対して、すごく好意的に思っています。世界の現状を知るためにも。イスラエルには、もっと多くの人に行ってもらいと、個人的に思います。・・・過越しの祭りの前夜から、街は、にぎわいました。楽しい夜を過ごすことができました。私は、翌日、エルサレムの旅行会社で、カイロ行きのチケットを買いました。

ベン・グリオン空港で、カイロに入るのには、ビザがいると何度も言われました。日本からのかつての情報では、ビザは、カイロ空港で簡単に取れるとあったので、そんなに深く考えませんでした。まあ、ここで、何と言われても、どうしようもないのも事実でしたが イスラエルは、出国が時間がかかると聞いていました。やはり、いろいろ聞かれたり、荷物検査も厳重に行われましたが、30分もかかりませんでした。でも、「こういう状況のこの国になぜ、来たのですか」という質問には、やはり、この国は、テロと同居しているのでと実感いたしました。

そのカイロでしたが、言われたとおり、ビザの取得に時間がかかりました。特に何を聞かれるということはありませんでしが、2時間以上待たされました。

スペインを経由して、北欧に行きました。一番北のフィンランドのエルシンキからのスタートです。ここから、「ユーレイルパス」を使いました。有名なシリアラインに、乗りました。出発が水曜日で繁忙期でなかったので、追加料金は、まったくかかりませんでした。豪華なホテルのような客船で、エンターテイメントを楽しみました。船は、飛行機より揺れませんでした。

ユーレイルパスは、予約の代金だけかかります。予約が取れないということは、ありませんでした。いわゆる、一等車の旅です。日本の新幹線より揺れませんし、座席も快適そのものです。おすすめします。デンマークのコペンハーゲンからドイツのフランクフルトの列車は、途中に、列車が、途中で、船の中に入り、海を越えます。そういう経験をはじめてしました。列車の旅は、自分をワンランク上の人にしてくれたような気持ちにさせてくれます。そして、同じに、ヨーロッパの鉄道に対する姿勢を感じさせてくれます。

イタリアから香港を経由して、バンコク、そして、日本に戻りました。私は、ほとんどの区間をオープンのままの出発でした。近くに航空カウンターがないとき、角田様にメールをして、予約の手配をしていただきました。やはり、今、海外に行くときは、フリーのメールがあるとなにかと重宝いたします。何より、角田様と連絡がとれますので、ホテルの手配は、他のこともいろいろとアドバイスいただけるので、たいへん重宝します。

航空会社の良し悪しをつけるとしますと、「キャセイ」と「アメリカン」と「英国航空」は、たいへん良かったです。その他は、それなりと言っておきましょう。私は、英国航空が、一番良いのではないかと思います。「キャセイ」は、良く乗っているので、平均的には、すごく優れているのではないでしようか。

いずれにしても、なかなかできない、世界一周旅行ができただけで大満足です。多くの体験をすることが出来ました。ことばにできない何かを得られたような気がいたします。だからこそ、多くの人々に、世界一周旅行を体験してもらいたいと思います。世界一周というとすごく、大それた気がしますが、「世界一周堂」さんに出会えば、それほど、敷居の高いものでは、ありません。自分自身の人生をより豊かにして、それが、自分のまわりの人々を豊かにして、日本を豊かにするのでは、ないかと私は、思いました。

・・・いづれにしても、楽しい旅でした。絶対に、また、行こうと思います。旅は、情報が全てです。私は、「地球の歩き方」を20冊以上持っていきました。すごく、重かったので、チリとエジプトで、日本に郵送したくらいです。でも、やはり、すごく役に立ちました。インターネットも大切な情報元です。世界一周堂さんを通じて、いろいろと情報交換できる「場」になれば、思っております。
 
最後になりましたが、本当に、お世話になりました。そして、今後も、いろいろよろしくお願いいたします。



世界一周堂より

有井様
お帰りなさいませ!&たくさんのご感想ありがとうございます!!
今回は思い出に残る旅行、またそれ以上に多くのことを得ることができた有意義なご旅行となったようで嬉しく思います。

イスラエルに訪問されるとのことでしたので、ルーティングの際は心配致しましが、無事に通過されて、かつ貴重なご経験となったようで何よりでございます。

あまり治安の良くない地域にご旅行される場合は、事前の情報収集がとても大切になります。今はインターネットというツールがございますので、比較的簡単に情報が得られる便利な時代です。もちろんガイドブックも貴重な情報源ですが、地球の歩き方を20冊以上持っていかれたとは驚きました。でも、そのぐらいの事前勉強・情報収集を心がけた方がよろしいです。

私も欧州の鉄道旅行はとてもお勧めでございます。鉄道パスがあれば、各国のプレミアム特急などもわずかな料金で乗れますし、飛行機とは違った少しリッチな雰囲気でのご旅行が可能です。「ただの移動手段としてではなく、その移動時間をも旅の一部として楽しむ・・・」そんな趣がよろしいです。

今回は本当にたくさんのご感想&ためになる情報ありがとうございました!
またのご旅行の際は世界一周堂を宜しくお願い致します!

それでは、これから梅雨の時期、そして暑い夏となりますが、体調など崩さぬよう何卒お気をつけ下さいませ。


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